ウィリアムフリードキン監督イケイケ期のワルい警官もの
ザシールドルール無用の警官バッチに影響を与えてると思う
特にドキュメンタリータッチ?の演出、後半の背景の音に電車の音やパトカーの音など音楽を流さず背景音しか聞こえない演出が、対位法的な何か見ていて独特の切なさを醸し出す演出になってて、そこがなんかシールドっぽい
この感じのこの雰囲気よ
とにかく面白かった フリードキン映画の中だと一番好き
リドリースコット地獄の日本撮影 職人監督に徹してはいるものの、この頃のブレードランナー的なスモークが焚かれ画面にレイヤーを重ねてくスタイルの絵作りがカッコいい
やはり印象に残るのは高倉健とアンディガルシアのカラオケシーンかな
あと、アクションがめちゃくちゃカッコいいマイケルマンみたいに銃声にこだわってるというより、撃たれた人の撃たれ方がいい 窓ガラスを割ってぶっ飛んだり、とにかく人が撃たれて吹き飛ぶ時の映画的なフェティッシュがつまってる!見ていて気持ちがいい
リド様は直近だとナポレオンもよかったし、新作のグラディエーター2は映画史上最も凄いアクションシーンがあると自負してるようで、見るのが楽しみだ!
とにかく、主人公に対して、なんだコイツとばかり思ってた
特に終盤の自分勝手すぎる主人公がロンドンに行く子のところに行って、やっぱ付き合うのやめるのやめるというところは、ほんとなんだコイツと
主人公がダメ人間な映画は面白いが、それに振り回される未成年のヒロインが健気すぎて、こんな変なオッサンに振り回される様が見ていてやるせない
とはいってもウッディアレンの会話劇は見ていて飽きなく、楽しめた
ウッディアレンには養女、性的虐待疑惑があるが、おいこれお前の欲望なんじゃねえの!健気な女の子と付き合ってインテリ気取りの小洒落た会話すんのがさぁ!と思ってしまったよ!
しかも脚本共同とはいえ自分で書いてんじゃねえか!