「マインドハンター s2 6、7、8話」を見た

面白すぎて止まらん!

よその街のよその警察署にいるために自由に調査できないホールデン、息子がシリアルキラーっぽい兆候をみせてるために、決めつけはよくないとか言ってプロファイリングに懐疑的というか、可能性のあつ奴は全員調査とか言って、自分の息子の兆候から目を背けようとするパット将軍、8話の教会でのシーンとかめちゃくちゃ面白くて、殺人すべてをKKKのせいにする街の人々は、観光客を減らしたくないなどの理由でKKKを調査しないんじゃないかと思い込み批判する

KKKの今までの歴史を鑑みるとこういう風潮ができてしまうのは仕方のないことにも思えますが、この恐怖心から特定の誰かをスケープゴートにして責め立て、街の人々の中から古代ギリシャでいうところのデマゴーゴスみたいな奴が出てきて怒りを煽るみたいな流れは、殺人鬼の心理に迫るドラマでありながら、被害者たちの認知の歪みみたいなものも描写されてて面白かったですねえ!

事件が有名になりすぎてメディアが余計な情報をテレビで流してしまったり、街の住民から批判されたためにKKKの調査をしろと指示し始める、事件の調査を政治の票とりに使いはじめるというか、気にせざるを得なくなる政治家など、いまだかつてここまで1つの殺人事件の調査を細かくリアルに描写したドラマがあっただろうか!?

たぶん俺が知らないだけか!

 

とにかくめっちゃ面白い