
今日も今日とて仕事はダルかったが、だからといって職場のアイツをスピリチュアルな魔術で呪い殺すとか考え始めるほど精神的に追い詰められているわけでもないので、もし職場のアイツが何かしらの間違いが重なって、このブログを覗いてしまったとしても、呪い殺す予定は今のところないので安心してほしい
美味しくもなんともないストゼロを飲みながらこの記事を書いてるわけなのだが、ストゼロ文学の一つでも呟きながら、お局の愚痴で1つブログ記事を作ってもいいと思ったのだけれども、誰も読まないだろうゴミブログの誰も読まなさっぷりが加速するだけなので、それはやめとこう
ほんなら何故ゆえに、こんな突然スピっちゃったみたいなタイトルの記事を書いているかというと、魔術とか悪魔主義とかについての記事を書きたいと俺の気まぐれが囁いてくるからです
カオスなブログですから、なんでもアリなんです
ではさっそく、カルチャーと魔術のミッシングリンクというところで、有名どころでいうなら、ブラックサパスのオジーオズボーンは魔術師アレイスタークロウリーを題材にした「mr crowley」という曲を作っている
アレイスタークロウリーは、イギリスの神秘主義者・魔術師で、近代オカルティズムに大きな影響を与えた人物である
性的タブーへの挑発、薬物使用、過激な儀式などにより、悪魔崇拝者の象徴のように扱われた

デミアンチャゼル監督の「バビロン」のタイトルの元ネタとなったであろうハリウッドのゴシップネタをまとめた本「ハリウッドバビロン」の作者であるケネスアンガーの監督作「ルシファーライジング」は、これもまたアレイスタークロウリーに捧げられた作品だ

この映像作品はレッドツェッペリンのジミーペイジが音楽を手がけたが、それはお蔵入りになり、タランティーノの「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』で描かれたシャロン・テート殺人事件の首謀者チャールズ・マンソンの「ファミリー」であるボビーボーソレイユが音楽を手がけた
60年代のヒッピーのコミューンから始まり、人種間での戦争「ヘルタースケルター」が勃発すると吹聴したカルト教団の教祖、チャールズマンソンの音楽話は他にもある
ビーチボーイズのデニスウィルソンと仲が良かった時期があるのだ
とはいえ、破天荒なヒッピー共の集まりにすぎない彼らは仲違いをし、デニスウィルソンがマンソンに紹介した音楽プロデューサーのテリーメルチャーが破天荒なマンソンに見切りをつけたため、マンソンの怒りを買う
その後は「ワンスアポンアタイムインハリウッド」の流れと同じ
マンソンの信者たちがテリーメルチャーの家に殴り込みに行くも、テリーメルチャーは引越しており、代わりに住んでいたのは「戦場のピアニスト」や「ローズマリーの赤ちゃん」「チャイナタウン」の監督であるロマンポランスキーとその妻であるシャロンテートだった

マンソンファミリーに妻と、妻のお腹にいた自分の子供を殺されたポランスキーだが、実はこの人、アウシュビッツのサバイバーでもある
アウシュビッツで生き延び、監督として評価されたと思ったら、アメリカでカルト教団に家族を殺害されるというなかなか可哀想な人生を送っているポランスキーであった…
ちなみにポランスキーその後、未成年者への性的暴行で訴えられ、アメリカから逃亡、ヨーロッパを活動拠点としている
なんなんだコイツの人生…
アメコミ界隈でも、ウォッチメンの作者として有名なアランムーアの作品にアレイスタークロウリーの名前は、よく登場するし「バットマン・アーカムアサイラム」や「オールスタースーパーマン」の作者グラントモリソンもケイオスマジックの使い手らしい
2人とも既存のヒーロー漫画を相対化して語り直したような作品が多い
ウォッチメンなんかはその代表例だろうし、グラントモリソンはモリソン視点でアメコミの歴史を振り返る「スーパーゴッズ アメリカンコミックスの超人たち」なんていう本を出していたりする
博識でインテリでコミック好きな彼らが何故魔術みたいなスピリチュアルなもんにハマってしまうのか謎である
アランムーアとグラントモリソンは長い間、魔法戦争を繰り広げていたというエピソードもあったりする
トムとジェリーみたいに仲良く喧嘩しな…
日本の漫画家で頭のネジが外れているヤツなら何人も知っているが、海外の漫画家もおんなじようなもんじゃないか
バンドデシネ「アンカル」の原作者であるアレハンドロホドロフスキーも、ドキュメンタリー映画「ホドロフスキーのサイコマジック」で信者たちに経血アートを描かせるなどアタオカなことしてるし、宮崎駿や谷口ジロー、ブレードランナーのビジュアルに影響を与え、「アンカル」の作画を担当したメビウスだって、2度も新興宗教にハマってるというじゃないか

ミュージシャンといいバンドデシネ作家といい、どうしようもないヤツばかりだなぁ

インダストリアルミュージシックバンド「スロッビング・グリッスル」の解散後、メンバーの1人であるジェネシスpオリッジは意識変容そのものを社会的に拡張するプロジェクトへと向かい、その媒体として、新しく「サイキックtv」というバンドを立ち上げ、「Thee Temple ov Psychick Youth」という魔術組織を結成する

アレイスタークロウリーやジェネシスpオリッジとは打って変わって、魔術的儀式やオカルトを面白がって扱うオッサンも登場する
それがアントンラヴェイとサタニックテンプルだ
悪魔主義を謳いながら、悪魔を崇拝しているわけではなく、キリスト教のいうところの原罪を否定し、自由な生き方を説く面白哲学集団だ

悪魔的な音楽だの映画だの、こんなもんが流行っているからドキュメンタリー映画「サタンがお前を待っている」で扱われていたような集団パニック、サタニックパニックが起こってしまう
きっかけとなったのは、ミシェル・スミスという女性の体験を記した「ミシェルリメンバース」という本がベストセラーになったことに始まった
精神科医ローレンスバクスターのセラピーにより、排泄物を食す行為や胎児の手足の切断など、残虐な悪魔崇拝儀式を幼少期に経験し、蓋をしていた記憶が蘇ったと告発する内容だった
悪魔崇拝者が秘密裏に儀式的虐待や犯罪を行っているという根拠の乏しい噂や告発が、メディアや捜査機関、司法、宗教団体などにより拡散されるサタニックパニック現象が起こってしまう
特に保育園や学校での集団虐待疑惑が相次ぎ、誘導的な取り調べや偽記憶の形成によって無実の人々が起訴・有罪とされる例も生じた

93年にはウェスト・メンフィス3事件という、児童3人殺害事件と、その後に起きた冤罪事件が起きてしまう
少年3人がオカルトやヘヴィメタル嗜好への偏見、警察の不十分な捜査などにより有罪判決を受けたものの、DNA鑑定の進展や再検証により有罪判断への疑問が高まった
こうして振り返ると、魔術や悪魔主義そのものが直接人を殺したり社会を壊したりしたというより、それを理解しようとせず、恐怖と偏見でラベリングした側の想像力の暴走のほうが、よほど現実に人を傷つけてきたように見える。
とはいえ、ストゼロ片手にゴミブログを書いている今日のところは、悪魔とモラルパニックよりもお局の方が、よほど手強いと思う日でした
































